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鳥の劇場『白雪姫』インタビュー 1

BeSeTo演劇祭もいよいよ開催まで一週間を切りました。

今回、7月1日からこまばアゴラで上演される『白雪姫』の演出家、中島氏(鳥の劇場)に話を聞きました。

BeSeTo+:今回のBeSeTo演劇祭では日中韓3カ国協同作品に挑戦するということですが、作品に「白雪姫」を選んだ理由は?

中島氏:体とか言葉を遊ぶ感覚が、東洋の演劇に共通の豊かさだと思うんです。そこには西洋のリアリズム演劇にはない魅力があります。「白雪姫」の話は誰でも知っていて、童話ですからシンプルな展開です。演劇の楽しさには物語の展開を楽しむという要素もありますが、それ以外の大切な要素の一つとして、俳優がイメージを基盤にしながら、言葉や体を操るのを楽しむという部分もあります。映像にはない演劇の力として、この「遊び」はとても重要です。それは俳優の体から観客
の体に直接伝わります。そういうことを中国、韓国の俳優といっしょに追求するためにこの作品を選びました。



BeSeTo+:現在、稽古の真っ最中だと思いますが、普段の鳥の劇場での作品作りとの違いはどんなところにありますか?

中島氏:違いは実はあまりありませんが、中国と韓国の俳優には、体や言葉についての考え方をかなりていねいに説明をしています。それを通じて、鳥の劇場の俳優にとっても、普段自分たちがやっていることの確認にもなっています。そういうことの全体的な結果として、稽古場が普段より和やかで、民主的かもしれません。

BeSeTo+:協同作業の中で、日中韓それぞれの文化の違い、共通点など気付いたことはありますか。

中島氏:はじめに話した、体とか言葉を遊ぶという方向での演技の経験が、中韓の俳優ともにそれほどない感じだったのですが、作品のリハーサルの前に基礎練習などもていねいにやることで、メキメキと「遊び」の意識が出て来ました。やはり、共通の演劇の伝統をもっていると思います。今日で稽古は9日終わりましたが、現在のところ、違いよりも通じる部分を圧倒的に多く感じています。

BeSeTo+:ずばり作品の見どころは?

中島氏:シンプルな舞台、俳優の体からいろいろな想像を膨らませてもらえるところでしょうか。楽しい、気味悪い、怖い、残酷、幸せなどの想像です。子ども向けにつくりましたが、大人の人にも十分楽しんでいただけると思います。

BeSeTo+:今回のBeSeTo演劇祭は東京だけではなく、鳥取、静岡と3か所での開催ですが、鳥取開催は鳥の劇場になります。BeSeTo演劇祭鳥取の他の2か所にはない見どころを教えてください。

中島氏:なんといっても一日で三本連続、ご覧いただけるところです。柿喰う客、韓国のコルモッキルもすばらしい作品をもって来てくれます。私も当日が楽しみです。

[次回へ続きます]

* プロフィールなど *

NAKASHIMAphotoS.jpg中島諒人
演出家、鳥の劇場主宰。1966年生。大学在学中より演劇活動を開始、卒業後東京を拠点に劇団を主宰。2003年利賀演出家コンクールで最優秀演出家賞受賞。2004年から1年半、静岡県舞台芸術センターに所属。2006年より鳥取に劇団の拠点を移し、“鳥の劇場”をスタート。二千年以上の歴史を持つ文化装置=演劇の本来の力を通じて、一般社会の中に演劇の居場所を作り、その素晴らしさ・必要性が広く認識されることを目指す。主な作品に、「老貴婦人の訪問」(作:F.デュレンマット)、「剣を鍛える話」(作:魯迅)、「誤解」(作:A.カミュ)、「人形の家」(作:H.イプセン)。利賀演出家コンクール2003最優秀演出家賞、鳥取市文化賞(2008)、平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞。鳥取大学非常勤講師、BeSeTo演劇祭国際委員。

鳥の劇場 http://www.birdtheatre.org/
『白雪姫』(こまばアゴラ劇場)
『白雪姫』(鳥の劇場)
第17回BeSeTo演劇祭 鳥取開催(上記鳥の劇場のWEBサイトをご覧ください)

Tag :  中島諒人 白雪姫 鳥の劇場 国際 |

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